PC・TV周りのシステムまとめをさぼってはんだごて握ってしまいました、どうもボクです。
ふとようつべでオススメ動画にBOSS OS-2のMOD動画があり、見てたら久々にいぢりたくなりまして、MODしてみました。
こいつがOS-2です。
オーバードライブとディストーションが並列MIXできるクセのある一品ww
初心者時代の初めてのエフェクターの選択肢の一つでしたが、正直どっちつかず感が拭えず、購入には至らず。
その後、MODをやり始めたころに、改造のネタに中古で購入。
中身
既にいぢくりまわしてますww
当時は回路図など読めなかったので、とりあえず手持ちで交換できそうなフィルムコンをメタライズドに交換しました。定数は変えていません。
あとはジャックをSwitchCraft製、IN・OUTの配線材を多分プロビデンスの配線材に交換済み。OUTはムダにミリスペックなんか使ってましたww
それだけでも、元の平べったい音からはかなり改善され、そこそこいい感じにはなっていました。
今回はネットで回路図を見て、定数を変えずにピンポイントで改善していきます。
・電源改善
電源部分の電解コンデンサは結構音が変わってくるポイントなので、100μF/16Vをお気に入りのUTSJの同数値に交換。クリアに鳴り、ノイズが減った気がする(所詮歪みエフェクター、プラシーボかww)
・OUT手前の直列電解コンデンサをフィルムコンに交換
量産品あるあるですが、信号直列ラインの1μF以上のコンデンサに電解コンデンサが入ってきます。価格とスペースの問題があるものの、自作なら最初からフィルムコンぶち込みです。
電解コンデンサは小さくてもある程度容量が稼げて低価格、フィルムコンで大容量は大きくなりがちで基盤を圧迫しがちなので、量産品だと前者が選ばれることが多いことかと思われます。
信号ラインに電解コンデンサはあまり適さないらしいので、出口ラインに直列のC11、C12(ともに1μF)をメタライズドフィルムに交換。ミキサー作ったときに余分に買っていた1μFが役に立ちましたww
・OPアンプソケット化
王道改造の一つ、OPアンプ交換、ソケット化して交換可能にしてみました。
適当に手持ちの中から、
①JRC4558D
②TL072
③JRC4580
⓸MC1458P
でテスト。
①JRC4558
安定の4558。
ビンテージとかこだわりないので現行品です。
太い音、ギターのおいしいところを求めるなら4558が安定ですね。
中域を殺さず、いい感じに派手な音にしてくれるイメージ。
しかしかなりノイズが乗ってしまいましたww
②TL072
MOSFET入力系OPアンプ。これも王道。
歪ませても上から下まできれいに歪む、音の壁を作るならこれかな。
個人的にはこの機種の平べったい感が助長されてしまい、外れかな。
これ系は好きな人はハマると思います。
③JRC4580
45〇〇シリーズではオーディオでも遜色なく鳴らせるやつ。
4558譲りの派手な感じをさらに明るくした感じ。優等生感もある。
この機種には派手過ぎた気がしたのでチェンジww
⓸MC1458P
もともと乗っていたのがNEC1458だったので、同系統ですね。
正直、ノイズ面でも歪み感でも、純正orこれが一番しっくりきましたww
BOSSのサウンドデザインは偉大ですww
改造結果
赤が今回換えたところ、青が以前換えたところ。
総合的に、かなりいい仕上がりになったんじゃないかと。
今後また調整するなら、クリッピングダイオードの交換テストや、可能であればON-OFF-ONスイッチを増設、クリッピングモードを切り替えられるようにしたいと考えています。
純正はOD=シリコン非対称、DS=シリコン対称クリップですがディストーションもシリコン非対称好きなんで、試してみたいところです。
LEDはお約束みたいなところあるので実装したいww
そのあたりをいぢって低音のパンチがもう少し出たら汎用性が出て優秀なペダルになりそうです。
メインのDS-1も10年近く調整していないので、こちらも回路図と以前のMODを見比べていぢくりたい今日この頃です。
年末もう一本くらい更新したいな~
ではでは。