新年初めのDS-1改造比較音源実験

新年あけましておめでとうございます。

もう明日から仕事です。(元旦出勤より幾分かマシですが)

 

さて今回の実験ですが、年末にいぢっていたDS-1の改造報告を音源載せ実験を兼ねてご報告です。

 

まずエフェクターのMODにおいて、定数を変える方法と、定数を変えない方法がありますが、今回のMODは定数を変えない方法です。

ちなみに私のDS-1は既に手を入れたものです。

クリッピングダイオード以外は定数をいじらず、ほとんどのコンデンサをオーディオグレードのコンデンサーに交換、ジャック配線材はんだなどの交換を実施しています。

luceyslab.hateblo.jp

既に2年前か・・・そろそろ定数いぢりもしてみたいところですが、メイン機材なので迷ってますww

 

今回のMODはいわゆるポイントトゥーポイント(Point to Point)な改造です。ハードワイヤードMODともいうのかしら。

 

表向き、LED以外フツーのDS-1

 

今回の改造前

 

こちら改造後

プリントパターンに合わせて錫メッキ線などで直接配線をしていきました。使用はんだは王道Kester44通常版。電源のとこだけOYAIDE3398-22+Kester44Ag(銀入り)使用。

全ては物理的に無理くさいので、電源・信号ラインあたりに狙いをつけてある程度のところまでやりました。最初はやればやるほどよくなると思いましたが、途中で何回かテストしながら配線しましたが、音がくどくなりそうなのもありこんなところでストップ。

 

雑にスマホのアプリで録音した音源で比較します。

 

・録音環境

ギターは不動のメインギター、Vanzandtテレキャスです。

フロントP-90、リアシングルの特殊な子ですが。

使用したボードは前回紹介の通り・・・

 

luceyslab.hateblo.jp

今回の主役、DS-1modと基礎の音作りをしているプリアンプのセッティングはこんな感じ。

MS-3のループ前のFX1でBD-2を薄く(歪みOFFでクリーンな程度)かけてゲインブーストし、MS-3ループ内のDS-1と自作プリアンプのA(画像の赤チャンネル)で鳴らしています。

なお、プリアンプのオペアンプは現在FET入力のNJM072を搭載しています。

アンプはFernandesのFA-15のリターン刺しで、トランジスタアンプのパワーアンプ~スピーカーのみ使用している状態です。なおこのアンプは5年ちょっと前に近所リサイクルショップで1000円くらいで購入して、多少のメンテとスピーカーケーブル交換のみ実施しています。

 

今回のMOD前

www.dropbox.com

Dropbox - URecorder_20231221_193707ds-1patch3-3.m4a - Simplify your life

 

MOD後

www.dropbox.com

 

演奏者の技術も録音環境もクソなので悪しからず。なんならギターの生音まで入っていそうな勢いです(ピッキング強め)

とりあえずうまくリンクを張れるかの実験も兼ねて投稿してます。

MOD後の録音時間が押して慌てて録音したため、MOD前とフレーズが足りない部分もありますが、私が多用する部分として、歪んだコードバッキング・アルペジオ、フロントだかミックスポジションでどこかで聞いたことのあるフレーズでソロっぽい単音弾きを比較。

 

結論

弾いている側からすると、ポイントトゥーポイントMOD後の方が音の芯がしっかりしてバッキング、アルペジオ時の分離感がしっかりして、より下手が目立つようになったなーという印象です。単音弾きでは正直弾いている本人ですらあまり差は感じませんでした。全く変わらないとは言わないけれど・・・ODペダルならもっと差を感じるのでしょうか。

録音を聞き比べると・・・さらに差を感じなくなりますね。全くの未改造と比較したら圧倒的に違うはずですが(クリッピング変えた時点で音量が爆上がりし、コンデンサ交換で音圧も出たなど)

よくよく聞けば変わっていると思いますが、演奏技術がもともと下手なうえここ近年さぼったツケで悪化しているため何度も聞き直すとストレスが付きまといますww

 

ポイントトゥーポイントMODいかがでしたでしょうか。

このMOD自体のポテンシャルは高いと思いますし、配線をショートさえさせなければ定数を考えなくていい手軽なMODなので同じBossのMOD品のOS-2の追加MODに取り入れてもいいかなと考えています。

あわよくば、OCDを自作してボード内の市販品(実は若干MOD済み)とポイントトゥーポイントの同等回路でどれくらい音が変わるか実験してみたく思います。

持っていない機材を作るかも迷いますが(笑)

 

今年のこのブログにおける抱負としては、今回のような実験もふまえ、音を取り扱ううえで分かりやすい記事投稿なんかもできたらいいなと思っております。

 

なんだか年明け早々いろいろと痛ましい出来事から始まった2024年でございますが、ここからはみな良い1年になることを祈る今日この頃です。

 

ではでは。