拡張用パワーサプライ作ってみた

月末月初の多忙を越えるために普段飲まないエナドリ飲んでたら元気の前借りが癖になりそうでヤバいです。どうもボクです。

 

さて、最近の私のネタといえば、ボード拡張計画でございますが、取り急ぎMS-50Gをボードに戻す算段を立てています。

前回あたりでも触れたのですが、現ボードにMS-50Gを戻すには電源問題の解決が必要です。

既にKIP-VAC9の9口全てが埋まっている状態だったのですが、このサプライには同社のサプライに分配するためのリンクアウト端子が余っていました。

センターマイナス12V入力のサプライから非アイソレートですが直でセンターマイナス12Vを出力できますので、これを使って自作サプライで一部の機材の電源を賄ってやることで、電源口不足を解決してやろうというのがこの企画です。

 

設計図はこちら

ちょっと贅沢に一口ごとに各ポートMAX500mAで動くレギュレーターを仕込んで、12VIN、9V×4OUT、さらにリンクアウト付きのサプライを製作しました。

基本回路自体はドシンプルなレギュレート回路です。

 

できたのがコチラ

ちなみにこのあと、NintendoSwitchを改造した時に余っていた放熱シリコンシートをレギュレーターとケースで挟んで貼り付け。レギュレーターの放熱ができるよう調整しました。

1か所だけDC端子が違うのは入力端子がわかりやすいように・・・というわけでもなく、ステップドリルでの穴拡張をミスって一回り大きくなってしまったが故です。

 

手持ちのパーツでなるべく高音質になるといいなくらいの気持ちで、大元のカップリングコンデンサは470μFを、各ポートには100μFを設置。全てオーディオグレードを仕込んでみました。ほんとは470μFはもっと大きい容量(1000μFくらい)を仕込みたかったのですが、手持ちでこれ以上の容量だとこのサイズのケースに収まらなくなるのでこの数値にしました。

配線材はプラス配線はOYAIDE純銀線、GND側と基板内配線は錫メッキ線を使用。はんだはOYAIDEの銀入りはんだを使用しています。

電圧降下とケース内に入りきらないのを恐れた結果、ブリッジダイオードなんかは仕込んでいないのでセンターマイナス専用です。

一応リンクアウトを作っておいたので、さらなる増設や、12V仕様の機材を導入できますww

 

実際作って計測した結果…レギュレーターの個体差があるのでしょう、だいたい8.8~9.1Vでした。運用上は問題ない電圧が出ます。

 

実運用では、チューナーと増設ループスイッチャーに使用。音質に影響ないところですね。

 

これで空いたポートをMS-50Gに回して、現在は適当にGeorgeL'sの在庫でMS-3のループ3に繋いで実験中です。

VOX AC-30モデリングを主に試していますが、MS-50Gのポテンシャルの高さを感じます。GainBoostすると歪み抑えても歪むくらいになりますが、イメージしていたクリーン~クランチの音が出るのでしっかり組み込めたら武器になりそうです。

 

調整ついでに自作プリアンプのオペアンプを交換。リアPUで使用するチャンネルもJRC4559に統一。全体的にハイファイにはなりますが、プリアンプのもう片側のチャンネルやVOXモデリングとの切り替えで違和感が少しでも減るようにしました。

 

まだまだ調整足らずだし、MS-50G込みのプリセットは作れていないので研究は続きます。

 

MIDI-USBコンバーター作れる勉強したいなと思っていますが、そのまえに資格試験の勉強…な今日この頃です。

 

ではでは。