監禁生活開始数日後から死ぬほど体調不良ですが抗原陰性です。ほんとかいな…どうもボクです。
さて調子悪いながら、なんとかエフェクターボードが形になってきました。
まず今回のキモ
BOSS MS-3
もとの自作アナログループスイッチャーから置き換えて配置していきます。
もとのボード
試行錯誤中だったので、とくに電源~チューナー周りがごちゃごちゃしていますが、このへんもまとめて改修していきます。
ビフォーアフター、一気に仕上がりドン
マルチ導入にあたり、ゲインブースターとして使用していたTimmyCloneとモジュレーション等を一手に担っていたZoomMS-50をMS-3に賄ってもらうことで、システムの単純化を図っていますが、ループを空けてあるので戻す、別のエフェクターを差し込めるなど対応できるようになっています。詳しくは後程…
現在パッチを作りながら調整中です。
機材の接続順
ギター
↓
自作バッファー/ABボックス(ランドグラフSHOmodの17Vmod)
↓
BOSS MS-3 in
Loop1→空
Loop2→自作遠隔ループシステム(前回記事で作製したもの)
Loop①→FulltoneOCD
Loop②→BOSS DS-1mod
↓
自作2Chプリアンプ
Loop3→空
MS-3 out
↓
Strymon Timeline
↓
Root20 AfterBurner(PresetVer)
Loop2を常時ONにし、自作遠隔ループスイッチャーをMS-3のCtl制御でON/OFFすることで任意の歪みをONにする機構です。
これにより歪み~プリアンプの前後のループを空けて、追加したい機材が出たときに対応できるようにしました。
↓で作ったやつ
私のボードは、IN/OUTにそれぞれバッファー・プリアンプがあるため、音信号用ジャンクションBOXがいらないのが良かったですね。
すのこ右下段に隠れているのはTRSケーブル用ジャンクションBOXです。現在MS-3のCTLIN1/2にのみ繋がっています。以前リサイクルショップで見つけたKORGの安いEXペダルがうまく動作しなかったので調整中…いずれはここにペダルを繋いでVolペダル兼Wahペダルとして使用したいと考えています。
TimmyCloneで作っていたブライトでうっすら歪んだキラキラギラギラな音色は、MS-3のループ前のFXでBD-2モデリングを使用し作っています。適当にいぢっただけでも遜色ない音が作れてビビりましたww
空間系パッチはまだ多くは作れていませんが、取り急ぎリバーブ的に使っているアナログDelayパッチやコーラス的に使っているFlangerパッチを作りました。
もともとBOSSコンは大好物なので、このへんはだいたい問題なく作れています。
ただ、Flangerはかなり設定を絞らないと、怪しげなコーラスっぽい使い方にならず、うねりだしてしまうので、ここはアナログなFlangerモデリングも欲しかったところ。
どうしても必要になったらMS-50をループに差し込んで召喚するのも手ですが、なるべく減らしたい心理もあるので悩み中。
Delay性能をMS-50と比較してもあれですが、デジタルDelayはさすがのBOSSクォリティー。Timelineに手を出す前はDD-7を使っていたこともあり、BOSSのDelayも好きだな~と思い返されます。
電源周りは、すのこ下に置いていたGenerator(主電源)をすのこ上に上げ、出力信号、シールドと電源が重なりずらいように配置しました。もとの位置だと最終段のAfterBurnerの真下に電源という最悪の状態に…ww
自作のディストリビューターは相変わらずすのこ下に退避し、そこから各機材に電力を振っています。いずれはちゃんとアイソレートされた電源に換えたいと考えておりますが、Generatorと同メーカーであるGigrigから販売されているTimelord(Strymon向けアイソレートアダプター)で、Timelineだけはアイソレートしております。
現状の問題点
・バンクUP/DOWN用外部スイッチが息をしていない
別に作ったバンクUP/DOWN用の外部スイッチが機能せず、お蔵入りになっています。
設定はあっているはず(バンクDOWNは機能する)のにバンクUPが機能しないため使い物にならない状態。テスターで測っても信号ON/OFFはできているはずなのですが…原因不明です。
・MIDI CC制御ができない
TimelineについてはMIDIである程度制御したいと考えているのですが、PCナンバーの送信によるプログラム呼び出しはできるのに、CCナンバー送信によるON/OFF制御ができないため、呼び出したらDelay鳴りっぱなし、手動OFFが必要です。もしかしたらTimelineのファームウェアをアップデートしたら治るかもですが、手持ちのMIDIインターフェースでは接続できなかったため、今後改善方法が見つからなければ購入を検討します。
・EXペダルの相性問題
以前リサイクルショップで約2000円程度で購入したのがこちら
付属品は一切なし、本体のみでしたが、あわよくばVolペダルとしても使えるのを見て購入していました。
まぁ音ヤセがやばすぎて直列Volペダルとしては使い物にならなかったわけでございますが…EXペダルとして使えれば…程度のためこの時点で改造せず持っておりました。
いよいよEXペダルとして使用してみたのですが、内部で2段階で可変抵抗が噛んでおり、MS-3の感度だとMAX100のところ、踏み切ってもMAX30までしか上がらないため、外部VolコントロールもWahコントロールもろくにできない状態でした。
EXP-2内部の可変域調整用スライド抵抗をパスしたら改善するのか検討しようと考えております。
・配線整理問題
突貫工事で導入しようとしたPhenix社製の激安ソルダーレスプラグでしたが、ボード内のパッチケーブルで使用しているOYAIDE3398ーSY(径3mm)をアセトテープで約4mmに厚み調整しましたが、残念ながらネジが被膜貫通できずシールド接地ができないため使えなかった…予備にとっておき、適当に使えるケーブル検討します。
手持ちのプラグはLが多く、Sは限られていました。
幸か不幸か、一時期集めていたSwitchCraft社製のプラグがいくつかあったので(一部は使用していない過去作パッチケーブルをバラし流用)、SwitchCraft製の通常のSプラグ、ショートSプラグ、所により日の出光機、SwitchCraftのLプラグ混在にはなりましたが、すべて好みの音の出るプラグで構成できたのでヨシ!
…と言いたいところですが、狭いところにいろいろ押し込んでいたり、Sプラグが足りなくてギリギリのスペースにLプラグを使っていたり、DCケーブル用のSプラグの在庫が少ないため手持ちの自作LLDCケーブルで賄っていたり、TRSケーブルまわりが思いのほかトラブっていたりなおかげで、マウントベースと結束バンドでまとめたい配線がまとめられていなかったりと、まだまだ課題が山積みです。
ただでさえ2段構えのボードなので絡まりがちな配線たちです。
ちゃんとまとめてノイズの原因にならないようにしないとですね…
さて目下のところ、CtlINとMIDIが正常動作しないのが悩みの種ですが、まずは音が出せる状態を作って、パッチもいろいろいぢっていきたいですね。
ここにきて慣れないマルチエフェクター導入でプログラムの組み方に四苦八苦な今日この頃です。
ではでは。