拡張用パワーサプライ作ってみた

月末月初の多忙を越えるために普段飲まないエナドリ飲んでたら元気の前借りが癖になりそうでヤバいです。どうもボクです。

 

さて、最近の私のネタといえば、ボード拡張計画でございますが、取り急ぎMS-50Gをボードに戻す算段を立てています。

前回あたりでも触れたのですが、現ボードにMS-50Gを戻すには電源問題の解決が必要です。

既にKIP-VAC9の9口全てが埋まっている状態だったのですが、このサプライには同社のサプライに分配するためのリンクアウト端子が余っていました。

センターマイナス12V入力のサプライから非アイソレートですが直でセンターマイナス12Vを出力できますので、これを使って自作サプライで一部の機材の電源を賄ってやることで、電源口不足を解決してやろうというのがこの企画です。

 

設計図はこちら

ちょっと贅沢に一口ごとに各ポートMAX500mAで動くレギュレーターを仕込んで、12VIN、9V×4OUT、さらにリンクアウト付きのサプライを製作しました。

基本回路自体はドシンプルなレギュレート回路です。

 

できたのがコチラ

ちなみにこのあと、NintendoSwitchを改造した時に余っていた放熱シリコンシートをレギュレーターとケースで挟んで貼り付け。レギュレーターの放熱ができるよう調整しました。

1か所だけDC端子が違うのは入力端子がわかりやすいように・・・というわけでもなく、ステップドリルでの穴拡張をミスって一回り大きくなってしまったが故です。

 

手持ちのパーツでなるべく高音質になるといいなくらいの気持ちで、大元のカップリングコンデンサは470μFを、各ポートには100μFを設置。全てオーディオグレードを仕込んでみました。ほんとは470μFはもっと大きい容量(1000μFくらい)を仕込みたかったのですが、手持ちでこれ以上の容量だとこのサイズのケースに収まらなくなるのでこの数値にしました。

配線材はプラス配線はOYAIDE純銀線、GND側と基板内配線は錫メッキ線を使用。はんだはOYAIDEの銀入りはんだを使用しています。

電圧降下とケース内に入りきらないのを恐れた結果、ブリッジダイオードなんかは仕込んでいないのでセンターマイナス専用です。

一応リンクアウトを作っておいたので、さらなる増設や、12V仕様の機材を導入できますww

 

実際作って計測した結果…レギュレーターの個体差があるのでしょう、だいたい8.8~9.1Vでした。運用上は問題ない電圧が出ます。

 

実運用では、チューナーと増設ループスイッチャーに使用。音質に影響ないところですね。

 

これで空いたポートをMS-50Gに回して、現在は適当にGeorgeL'sの在庫でMS-3のループ3に繋いで実験中です。

VOX AC-30モデリングを主に試していますが、MS-50Gのポテンシャルの高さを感じます。GainBoostすると歪み抑えても歪むくらいになりますが、イメージしていたクリーン~クランチの音が出るのでしっかり組み込めたら武器になりそうです。

 

調整ついでに自作プリアンプのオペアンプを交換。リアPUで使用するチャンネルもJRC4559に統一。全体的にハイファイにはなりますが、プリアンプのもう片側のチャンネルやVOXモデリングとの切り替えで違和感が少しでも減るようにしました。

 

まだまだ調整足らずだし、MS-50G込みのプリセットは作れていないので研究は続きます。

 

MIDI-USBコンバーター作れる勉強したいなと思っていますが、そのまえに資格試験の勉強…な今日この頃です。

 

ではでは。

プリアンプ搭載なマルチ考察~現ボードにMIDIありきで入れるなら~

これから向こう1~2か月、年度末初めに資格試験ぶち込んだのでしんどそうです。どうもボクです。

 

相変わらずボード構想に迷走しています。

今回の妄想で迷走は、プリアンプ拡張計画な雑記です。

 

そもそものキッカケは、現状自作プリアンプでの音作りを前提としながらも、VOX AC-30系のクリーン〜クランチが欲しくなったり、普段シングルコイルPUばかりですが、ハムPUとハイゲインな歪みの組み合わせが欲しくなったり、でもボード内の機材を都度入れ替えるのはイヤだな~とも思ったからです。

 

構想という名の妄想で欲しくなった機材たちがコチラ

 

・Line6 HX Stomp

プリアンプからその他エフェクターまで、すべてカバーしてくれる逸品。

メリットは信頼の音質。なんでもできる子。

デメリットは、もともとかなり高額なうえ、未だ中古でも落ちない価格と発売からだいぶ経っていること。

 

・Strymon Iridium

できることは限られているながら、シンプルにFender、VOX、Marshallプリアンプに全振りしているやつ。

メリットはプリアンプの音作りに凝縮しているため操作性はよさそうなところ。

デメリットは、アンプその他アンプ、エフェクターいろいろは使えないところ。

 

・IK Multimedia Tonex Pedal

いろいろできるアンプシミュレーターの中でもかなりコンパクトな機種。

メリットはコンパクトかつこのあたりの機材の中では比較的安価ながらに多彩な機能性。オーディオI/Fからプラグインソフトまでついてくる、宅録やるならコスパ最高クラスではないでしょうか。

デメリットはプリセットできる内蔵エフェクターにDelayがない、Send/Returnがないところでしょうか。

 

・Boss GT1000core

ぶっちゃけ理想のマルチってこれじゃないかなと思う逸品。結局Boss好きなんやろな。

メリットは、ありとあらゆることがコンパクトな筐体に収まっていること。アンプからSend/Return2系統、かつループを差し込む位置も自在。外部コントロールも多数搭載。最強やん。

デメリットは…あるんか?MS-3との比較で、フットスイッチの距離が近いのが踏みミスにつながる可能性について上がっている記事を見たことがありますが、MS-3ないし、他のMidiコントローラーで操作することとすればそのデメリットもないに等しいww

 

・SPI USB-MIDIコンバーター

番外編ながら今一番現実的なやつ。これまでの機器は自作のプリアンプとの入れ替えで考えていますが、こちらはMS-50Gとコンバーターを追加するだけで完成するのが強みです。

メリットは、既に所持しているZOOM MS-50Gのアンプシミュレーターを現在のボードの追加プリアンプにしたとき、Midi制御でプリセットを呼び出せるようになること。

デメリットはボード内の電源事情含め、現在既にギチギチのボードにいくらか機材を足さないといけないため、レイアウトになやむところ。

 

まとめ

今回の条件は「ボードサイズを変えない」「Midi制御できる」条件を基に調査比較しました。サイズを考えなければAmperoⅡなんかも選択肢に入るのかなとも思いますが、現状ボードに入らなさそうです。

理想形を考えると、プリアンプごと入れ替えにはなりますが、FXループ1で歪み2台をコントロールしFXループ2でTimeLineの位置の調整ができるGT1000coreが現行では最適解な気がします。現状、MS-3→TimeLineなのでリバーブ後にディレイとせざるを得ない、また曲によって歪み前にディレイなんでこともやりたいなんてこともかなえてくれます。

まぁどの機材にしてもヘソクリ足りてないんで、まだまだ先の話になりそうですが、理想のボードシステムを考えるのは楽しいですね。

 

アンプモデルからループ順の入れ替え、オーディオI/Fまでいろいろ解決してくれるMS-3後継機種とかでないかな~な今日この頃です。

 

ではでは。

新年初めのDS-1改造比較音源実験

新年あけましておめでとうございます。

もう明日から仕事です。(元旦出勤より幾分かマシですが)

 

さて今回の実験ですが、年末にいぢっていたDS-1の改造報告を音源載せ実験を兼ねてご報告です。

 

まずエフェクターのMODにおいて、定数を変える方法と、定数を変えない方法がありますが、今回のMODは定数を変えない方法です。

ちなみに私のDS-1は既に手を入れたものです。

クリッピングダイオード以外は定数をいじらず、ほとんどのコンデンサをオーディオグレードのコンデンサーに交換、ジャック配線材はんだなどの交換を実施しています。

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既に2年前か・・・そろそろ定数いぢりもしてみたいところですが、メイン機材なので迷ってますww

 

今回のMODはいわゆるポイントトゥーポイント(Point to Point)な改造です。ハードワイヤードMODともいうのかしら。

 

表向き、LED以外フツーのDS-1

 

今回の改造前

 

こちら改造後

プリントパターンに合わせて錫メッキ線などで直接配線をしていきました。使用はんだは王道Kester44通常版。電源のとこだけOYAIDE3398-22+Kester44Ag(銀入り)使用。

全ては物理的に無理くさいので、電源・信号ラインあたりに狙いをつけてある程度のところまでやりました。最初はやればやるほどよくなると思いましたが、途中で何回かテストしながら配線しましたが、音がくどくなりそうなのもありこんなところでストップ。

 

雑にスマホのアプリで録音した音源で比較します。

 

・録音環境

ギターは不動のメインギター、Vanzandtテレキャスです。

フロントP-90、リアシングルの特殊な子ですが。

使用したボードは前回紹介の通り・・・

 

luceyslab.hateblo.jp

今回の主役、DS-1modと基礎の音作りをしているプリアンプのセッティングはこんな感じ。

MS-3のループ前のFX1でBD-2を薄く(歪みOFFでクリーンな程度)かけてゲインブーストし、MS-3ループ内のDS-1と自作プリアンプのA(画像の赤チャンネル)で鳴らしています。

なお、プリアンプのオペアンプは現在FET入力のNJM072を搭載しています。

アンプはFernandesのFA-15のリターン刺しで、トランジスタアンプのパワーアンプ~スピーカーのみ使用している状態です。なおこのアンプは5年ちょっと前に近所リサイクルショップで1000円くらいで購入して、多少のメンテとスピーカーケーブル交換のみ実施しています。

 

今回のMOD前

www.dropbox.com

Dropbox - URecorder_20231221_193707ds-1patch3-3.m4a - Simplify your life

 

MOD後

www.dropbox.com

 

演奏者の技術も録音環境もクソなので悪しからず。なんならギターの生音まで入っていそうな勢いです(ピッキング強め)

とりあえずうまくリンクを張れるかの実験も兼ねて投稿してます。

MOD後の録音時間が押して慌てて録音したため、MOD前とフレーズが足りない部分もありますが、私が多用する部分として、歪んだコードバッキング・アルペジオ、フロントだかミックスポジションでどこかで聞いたことのあるフレーズでソロっぽい単音弾きを比較。

 

結論

弾いている側からすると、ポイントトゥーポイントMOD後の方が音の芯がしっかりしてバッキング、アルペジオ時の分離感がしっかりして、より下手が目立つようになったなーという印象です。単音弾きでは正直弾いている本人ですらあまり差は感じませんでした。全く変わらないとは言わないけれど・・・ODペダルならもっと差を感じるのでしょうか。

録音を聞き比べると・・・さらに差を感じなくなりますね。全くの未改造と比較したら圧倒的に違うはずですが(クリッピング変えた時点で音量が爆上がりし、コンデンサ交換で音圧も出たなど)

よくよく聞けば変わっていると思いますが、演奏技術がもともと下手なうえここ近年さぼったツケで悪化しているため何度も聞き直すとストレスが付きまといますww

 

ポイントトゥーポイントMODいかがでしたでしょうか。

このMOD自体のポテンシャルは高いと思いますし、配線をショートさえさせなければ定数を考えなくていい手軽なMODなので同じBossのMOD品のOS-2の追加MODに取り入れてもいいかなと考えています。

あわよくば、OCDを自作してボード内の市販品(実は若干MOD済み)とポイントトゥーポイントの同等回路でどれくらい音が変わるか実験してみたく思います。

持っていない機材を作るかも迷いますが(笑)

 

今年のこのブログにおける抱負としては、今回のような実験もふまえ、音を取り扱ううえで分かりやすい記事投稿なんかもできたらいいなと思っております。

 

なんだか年明け早々いろいろと痛ましい出来事から始まった2024年でございますが、ここからはみな良い1年になることを祈る今日この頃です。

 

ではでは。

ループセレクターとプリアンプ移植手術後のボード改変報告

はっぺーめりーくりすますでした、最近アコギは半音下げでしたが、職場のクリスマスイベントのために久々にレギュラーチューニングで弾いてたら左前腕が筋肉痛です。筋力落ちすぎワロタ、どうもボクです。

 

前回移植手術に成功したプリアンプちゃんと並行して作業した各機材たちですが、この子たちをボードに仕込みましたのでご紹介です。

 

元のボードの状態

 

この時点で以前より若干変わっている部分はありますが、そこもふまえて調整後がこちら。

主に信号ラインの図がこちら



ボード内の信号ライン配線ということで、サプライは書いておきましたが電源ラインとMS-3の外部コントロール(バンクアップ/ダウンスイッチ、EXペダル)は割愛。

 

前回からの変更点

・チューナー:Korg PitchblackPortableからPitchblackMiniに変更

・歪み2台のループスイッチャーを作り直し、直列2ループから並列2ループへ

・ループスイッチャーとプリアンプを同一ループにまとめていましたが、歪みをループ1、プリアンプをループ2へ分割

・MS-3のCTL OUTをループスイッチャーのループ切り替えとプリアンプのチャンネル切り替えに分岐接続

 

各々の詳細はこんなかんじから・・・

 

・チューナー変更

今回の趣旨とはズレますが、こちらも変更しました。

ボード内のスペース的にも見た目的にもPitchblackPortableが好きなのですが、反応が遅く視認性的にもMiniに軍配が上がり、変更しました。

最大の懸念であるノイズが乗る事象ですが、

 

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こちらで対処を考察していましたが、今回はパワーサプライがフルアイソレートということもあり、試しにDCノイズフィルターも細工したパッチケーブルも使用せず、何も考えずチューナーアウトぶち込んでみました。

結果・・・ノイズなし

DCノイズフィルターもGNDに細工したパッチケーブルもいりませんでした。(なおチューナーアウト使用がデフォルトのため直列は実験未)

結局原因は電源なんでしょう。フルアイソレートなら使えるということでしょうね。

基本的には視認性も反応性もめちゃくちゃいいので、使えるならこれにしますww

(なお、A/BバッファーごとPitchblackXシリーズに乗り換えたい衝動と格闘中)

 

・ループスイッチャー作り直し

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ループスイッチャーから前回記事で作製したループセレクターに交換。

前回の遠隔ループスイッチャーは直列2ループのON/OFFを各々切り替える構造でしたが、今回のループセレクターはON/OFF機能はなく、ループA/Bを選択し、常にいずれかが出力される設計です。

それゆえ、プリアンプとループを共有できないため、プリアンプの前段ループにセレクターを仕込み、歪みのON/OFFはMS-3のループON/OFFに設定し、歪みの選択をCTLステレオ端子を分配し、その片方で制御することにしました。

 

・分岐したCTLもう片方でプリアンプのチャンネル制御

作り直したプリアンプが単独でループ2にいますが、現状常時ONですね。

上記で分岐したCTLのもう片割れをプリアンプに接続し、MS-3のCTL制御でプリのチャンネルセレクトができるようにしました。

これにより、MS-3のプリセットにプリアンプのチャンネル制御を仕込めるようになり、よりプリセット管理の有効性が向上しました。

ちなみにCTL制御用のTRSケーブル分配器はすのこ下に配置しているので邪魔になりませんww

なおプリアンプは前回記事でも触れましたが、CTLジャックにケーブルを接続していないときのみ、本体のチャンネル切り替えスイッチが有効になるようにスイッチジャックを用いて配線しています。

ケーブルを刺すと本体スイッチ側の端子が切り離され無効になり、CTLケーブルによるコントロールが有効になります。

もしサブボード運用が必要になり、でもこのプリアンプを持ち出したいとなった場合、最悪単独でも使用できるようにしておかないと後悔するかな、と思い仕込んでありますww

 

もともとはMS-3の1ループと3ループを空けておくことで、ゲインブースターが気に入らなかったときに、前段ループに機材を足せる状態にしていましたが、MS-3でBD-2やTS系を前段に仕込めばなんとかなることを確認し、プリと歪みのループを切り離すことに成功しました。

 

現状MS-3のループ3は空いております。

ZOOM MS-50Gを仕込んで足りないエフェクトを補えるようにしておくべきかというところも考えておりましたが、揺れもの系、空間系中心に使用することを考え比較すると、個人的にはMS-3のエフェクトが好みだったため外して差し支えないだろうと思い外しました。
むしろこれ以上のボードクオリティを求めるなら、Line6のHX Stompなんかを仕込むのが吉なんでしょう。

それこそ、MS-50G+が発売されましたが、このクラスのサイジングでMIDI制御できるなら欲しいですね。それこそSPIさんのMIDIチャンネルコントロール機器とか使えばいいのかもしれませんが…コスト対効果を考えると手が出ませんねww

 

必要があれば、ループ3にジャンクションBOXを接続して、ボード外に臨時機材を置いたり、別のアンプをループに入れて、クリーンは手持ちのプリをJCに、マーシャルの歪みをループに仕込むとか、アコシミュのときだけアコギプリをループ3で通すとか、相変わらず夢は広がってますねww

引き続き電源周りの考察ですが、VAC-9のリンクアウト(12V、アイソレートなし)を適当なサプライを自作して9V数口を賄って、音に関係ない機材の電源をそっちに振れないか考えています。

 

かなり簡易的なリレー回路でしたが、無事動作してくれてよかったです。

ライブなんかは全く予定がありませんが、いつでも遊べるよう調整したいですね。

 

今回の改変は、音の質やバリエーション的には変化はありませんが、操作性の部分で大きな変更となりました。

 

フェルナンデスの古アンプのリターンでJCのリターンを想定できているかわからないので実機に近いアンプ(それこそJC-22とか)が欲しい今日この頃です。

 

ではでは。

新作ループセレクターやらプリアンプの筐体移植手術やら

謎の咳が続いて腹筋がぶっ壊れてます。ついでに6つに割れてくれないかしら。どうもボクです。

 

さて、かねてより妄想を膨らませていた、プリアンプのチャンネルをリレー式に変更したいと考えておりましたが、実現に向けていろいろ作ったのでご紹介です。

 

まずは、もともと歪み2台のON/OFFコントロールを担っていたスイッチャーの作り直しから…

元のスイッチャーは、リレーで2つの直列ループをそれぞれON/OFFする仕様のため、TRSケーブルのステレオ端子をフルに使用しておりました。

そして、システムのコアであるBossMS-3のCTL OUTはステレオ1口のみ。

つまり、プリアンプの制御に使える端子が余っていなかったんですね。

 

そこで、

・MS-3の1つのループに歪み2台とプリアンプ

・各歪みのON/OFFを直列ループスイッチャーで制御

から、

 

・歪み2台を1ループに、プリアンプを後段別ループに配置

・歪みのON/OFFはループのON/OFFで制御、2台の切り替えを並列ループセレクターで行う

・MS-3のCTL OUTのステレオをモノラルに分岐させ、プリアンプのチャンネル切り替えと歪み2台の切り替えにそれぞれ割り当てる



…とすることで、このコントロールが実現でき、プリアンプのチャンネル制御もMS-3のプリセットに仕込めるという算段です。

 

基本的なリレー回路の考え方は2台とも同じなので、同様のリレー回路を2つ作製。

4PDTのスイッチ回路を、2回路C接点のリレーを2つ使用し再現します。

 

回路実験を経て、リレー基板完成

 

ケース3つに地獄の穴あけ作業。

プリアンプとループセレクターはケースの材が薄い分、穴あけ後のバリが出やすいので、バリ取りが面倒です。

ステップドリルがあるだけマシかもですが、この作業、毎度ボール盤欲しくなります。

 

セレクターは前回のスイッチャーとほぼ同じ設計ですが、配線の効率からジャックの配置を変更しました。

また4PDT回路を再現したことで、LEDでどちらのループがONなのかわかるようにしました。

(実際の私の環境では、セレクターがすのこ下に隠れて見えませんが、後のプリアンプ回路の実験も兼ねて実装しました。)

 

中身はこんな感じ。信号ラインには安定のOYAIDE 3398-22です。

 

実際にできたので新旧比較がこちら

↓旧


↓新


新旧ともに、CTRとDCジャックは裏側にあります。

 

サクッとTRS→モノ変換器

どうせ見えないからとTip/Sleeve表記が適当ですww

 

今回最大の難関、プリアンプ回路の移植作業です。

各回路をすべて作り直すのは時間的にもコスト的にも断念。

 

もとのプリアンプからの移植にあたり、どこを活かし、どこを省くのが、もとの音から遜色なく音が出せるか実験し、以下の仕様に調整しました。

・ブースターは不要のため外す

・バッファー(SHOの可変抵抗を固定抵抗に調整したもの)は流用。なぜか外すと、ハイが出ず、こもった音になったため。

・昇圧IC回路も流用。KIP-VAC9の昇圧のみでいけないか実験したが、この回路も併用で昇圧した方が音が良かった。

・ループに仕込み、常時ONのためON/OFFスイッチ排除

・チャンネル切り替えをリレー回路で切り替え

・単体使用することも考慮し、チャンネル切り替えスイッチは外部コントロールと本体コントロールいずれも使用できるようにしたい。→スイッチジャックを使用し、CTL端子にケーブルが入っているときは外部コントロールのみ有効に。ケーブルを外すと本体スイッチで切り替え可能にした。

 

幸い、基本的なケースの幅が変わらなかったため、ケースの穴位置を同寸法で作製できました。

いざ移植へ・・・

 

分解前

 

分解後

 

移植後

長さが足りない部分もあり、一部配線材を張り直したり、音に関係ないところなんかは継ぎ足したりしてます。

リレー基盤が思いのほかかさばってしまい、筐体内のスペースがけっこうギリギリでしたが、なんとかジャックや他の回路に干渉しないように押し込みましたww

 

Befor

 

After

だいぶシンプルになりましたww

とくに、各スイッチ周辺の配線がなくなったので、音声信号のロスはだいぶ減らせたのではないかなと思っています。たかが知れていると言ったらそれまでですがww

見た目に関しては…もともとが、アルミダイキャスト筐体でかなり気合を入れて塗装もやっていたので、この手のアルミケースだとチープになった感は否めませんが、実用に足るのでまぁ良しとしましょうww

 

プリアンプ部の基本的な仕様は変わっていないので、赤チャンネルのGainを上げても歪みません。ただ、増幅/減衰する部位が変わるので、Levelをあげるのとは微妙に違った質感で音量が上がります。赤チャンネルは、歪みとのかけ合わせも含め、その辺のバランスを取りながら調整してます。

もう一方(青く光ります)はもともとキラキラギラギラなので、増幅周りはいじっていません。テレのミックスやフロントP90でも音がよく抜けます。

 

今回やってみて、なによりメインの機材の一角を担うものの修理が前提だったので、事故って壊さなくて良かったというのが一番ほっとしているところです。あとはいろいろいじりまわした新機構が動作してくれたことへの安堵でしょうかww

 

次回はボードに組み込んでみての実際の環境をご紹介したいと思います。

 

PC周りの電源環境改善グッズを買い集めたので、そちらにも着手したい今日この頃です。

ではでは。

プリアンプ改修から始まるボード改変計画

先月から1月以上カゼ症状と闘い、ようやくまともになりました。どうもボクです。

 

さて、ろくに実戦投入すらしていない我がボードですが、音作りのキモとなっている自作の2chプリアンプのチャンネル切り替えに使用している4PDTスイッチが以前よりイカれかけていましたが、いよいよ悪化してきたので改修に踏み切ることにしました。

 

今回改修計画をしている機材がこちら

luceyslab.hateblo.jp

こちらのいろいろ仕込みすぎた、基本クリーンしか鳴らないプリアンプです。

 

改修ポイント① 各スイッチの仕様変更

まず、ループに入れるor常時ON前提の機材なので、ON/OFFスイッチを排除しようと思います。もともとケース内の配線が複雑なところを、配線を減らして信号ロスを減らしたいところです。

また、チャンネル切り替えスイッチをリレー回路で作製し、かつ外部スイッチに対応できるような仕様を考察中。

リレー回路は2回路C接点5V×2個で4PDTスイッチの動作をするように組みます。

 

改修ポイント② バッファー/ゲインブースター排除

あくまで自分用と考えると、基本的にはバッファーを通ってからMS-3→ループにプリとなるはずなので、プリアンプ前にバッファーは必要なさそうかなといったところ。一応移植前にバッファーありなしの音を比較してから決定しようかなとは思っています。

(ボードの入力バッファーがFET一石ブースター回路なので、位相反転があり、プリのバッファーで正相に戻せるのでスイッチでON/OFFできるようにしてもいいかも)

また前段のゲインブースターにクリーンブーストが入っておりON/OFFできる仕様になっていますが、マルチのループに仕込んでいるうえ、大概MS-3で歪みやプリの前段にBD-2モデリングやTSモデリングを仕込んで音作りしているので、ゲインブーストしたいパッチはそのあたりを調整すればいいので排除できるかな。実際あまり使用していなかったというのもあります。

 

改修ポイント③ 電源回路

現在、プリアンプ内で昇圧を使用し約17Vでプリを駆動していますが、同じプリアンプ回路1チャンネルのみの前作の方が、音が元気なんです。
特に現状、KIP-VAC9という強力な電源を導入しているのもあり、昇圧回路を仕込むより、サプライ側で昇圧した方が電流量に余裕があり元気に鳴るのではないかという考察をしています。実際前作を昇圧口で18Vまで昇圧させた方が、現行の2Chプリより音がギラギラしてこのプリアンプの真髄が得られるように感じます。その分音が暴れまくりなのでEQ加減が難しくはありますが(笑)

 

改修ポイント④ ボード内の他の機材調整

このプリアンプをCTL端子からチャンネルコントロールしようとすると、現状MS-3のCTLOUTを歪み2台をコントロールしている、LimetoneBaseモドキの2ループスイッチャーと競合してしまいます。(Loop1/2各々のON/OFFにステレオ2端子を使用してしまっているため)

そのため、2ループスイッチャーの作り直しおよびTRSケーブルの変換器も作成する必要があります。

プリアンプに仕込むのと同等のリレー回路で、CTLは1端子で済むよう、ON/OFF制御はできない代わりに常時Loop1/2いずれかがONになる状態で、外部コントロールでLoop1/2を切り替えるようなスイッチャーを作成予定。

加えて、MS-3のCTL OUTからのTRSケーブルを、プリアンプとスイッチャーに分岐するステレオ/モノラル変換器を作成するつもりです。

 

当初はプリアンプ回路そのものから作り直すつもりでしたが、時間的にもコスト的にもしんどすぎるので、最大限妥協してケースとリレー回路を作り直してあとの回路は移植して、なるべく大きく音を変えないように持っていけたらいいな~と思っています。

 

ブラックフライデーの諸々のセールで防寒対策やらなにやら、やりたいことを一つでも消化したい今日この頃です。

 

ではでは。

最近のゲーム状況(ゲーマーではないけれど)

継続は力なり、といいつつ継続だけしか取り柄がありません。どうもボクです。

 

まずはSagaRS。

引き続きリリースより1758日、皆勤賞継続中です。

相変わらず高難易度は苦手です。

螺旋回廊は180階で足止め中・・・インフレしたし、駒もそろっているはずなんですが、きっとギミックの処理ができていないんでしょう。もう20日の螺旋給料日を過ぎたのでまたしばらく放置ですww気が向いたら処理するかな。

最近はツキが向いて聖王ガチャ10連一発で引き当ていい気になっていましたが、ロックブーケは天井交換でした。そこでジュエルスッカラカンなので、ほかは引けてませんww

常態的なガチャラッシュゲーなので無課金勢はガチャ厳選が厳しいですね~

 

次いで原神。

こちらはこちらで、ゲーム開始から2年以上皆勤中ww

webイベントでも皆勤賞いただきましたww

こちらは祝福+紀行のみ微課金でプレイ中です。

フォンテーヌのガチャに向けて、コツコツ石をためてまいりましたが、鍾離先生確保からのヌヴィレットガチャ勝負!

なんと20連でヌヴィレット、10連でモチ武器引けちゃいましたww

これは綾華依頼、それ以上の引きでござんすww

ストーリーはなかなか進められていませんが、早く育成して前線に出したいところです。

 

タワスカ。

推しがコラボしてたので始めて、放置、また推しがコラボしたので再開・・・とはいかずログイン程度でまたやってませんww

パズルゲー要素は嫌いではないのですが、時間が避けていない現状です。

 

ポケモンSV。

十数年ぶりに最新作のポケモンに手を出しました。

長女がスカーレットを始めていたので私はバイオレットを。

まだまだ道半ばで休みの日や残業なく帰れた日にちょこちょこですが、初見プレイで攻略なしでどこまでやれるか試してますww

これまでは攻略本片手に・・・でやってきたのでww

多少の基礎知識こそあれど、その基礎知識はほとんどGBC版金銀までなので、いろいろ混乱しながらやってます。

ポケモンと過去作からいる思い入れのあるポケモン、どちらもいいですね。

ちなみに御三家はクワッスでスタート。ニャオハは娘が使っていたのでかぶらないようにこの子にしました。

ポケモン話はまたの機会にネタにできればと思っております。

 

レスレリアーナのアトリエ。

先週リリースされたアトリエシリーズのソシャゲです。

歴代のキャラで遊べる点では、なんとなくSagaRSに近しい感覚です。

そういえばAKATSUKIプレゼンツなのも共通ですねww

リセマラで、確定☆3でミュー、ガチャでマリー、コルネリア、キースグリフ揃えて、配布ロロナで☆3パーティ組めたのでスタートしております。ほんとはユーディー込みで揃えたかったけど、まぁリリース初期キャラは無理しすぎない方針でスタートしました。

最大の問題はスマホがあまりに爆熱で電池消費がやばめなことですかね…冷却器+充電必須ですww

グラがいいしキャラの仕草がいちいちあざといので、スマホさえ持てば続けようかなと思っています。

 

イクラやヘブバン、スプラもやりたいところですが、ヘブバンはログインゲー状態、マイクラはやりたいことが定まらず、イカは集中してできないとやる気が起きずでなかなかできていない状態です。

もっと効率的に時間を使えるように努力せねば・・・

 

昨日は推しのすいちゃんが登録者200万人突破でめでたいめでたい!な今日この頃です。

 

ではでは。